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. 昭和15年当時の香椎宮拝殿(写真提供:香綾会) |
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香椎宮アドレス 所在地 〒813−0011 福岡市東区香椎4−16−1 電 話 092−681−1001 交 通 神苑前の石鳥居まで、西鉄宮地岳線香椎宮前駅 から徒歩10分、JR香椎線香椎神宮前駅から徒歩 4分、JR鹿児島線香椎駅から徒歩15分。 なお、古宮へは本殿から徒歩3分、不老水へは同6分。 |
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香椎宮公式ホームページへのリンク | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
香椎宮境内へのリンク |
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香椎宮春季氏子大祭 遷御祭(2012.04.13)・神幸式・お下りさん・お上りさん(2012.04.14から15) |
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獅子楽奉納後、子どもの無事と幸せを願って、獅子頭でかんでもらう母親 |
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二年に一度の香椎宮春季大祭は上天気に恵まれました。今回は4月13日と4月15日に管理人の写真取材が出来なかったため、フォトスタジオアイノさんから提供を受けた写真を時系列にまとめ掲載しました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(写真提供:フォトスタジオアイノさん) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
:2012.0.14参道を下る獅子楽の皆さん(柳瀬) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
:2012.04.14香椎宮を御発輦(柳瀬) |
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お汐井取り 御島崎・御汐井場にて(2012.04.01) |
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香椎宮春季氏子大祭(御神幸式)始まりの行事、お汐井取り神事が平成24年4月1日御島崎の御汐井場で行われました。 写真は御島崎の御汐井場で行われた御汐井の神事を時系列に並べています。画像をクリックして拡大画面でご覧ください。(14時15分) |
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You Tube 香椎の1年・都会の中の故郷(阪本ゼン氏作成) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
香椎宮別サイト |
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福岡市東区歴史ガイドマップへリンク |
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サムネイルされている画像は、それぞれの小さい写真をクリックして拡大画像でご覧ください |
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平成22年春季大祭の記録 御汐井取り「4月4日(日)」午後1時30分(サムネイル画像) 片男佐海岸御汐井場(サムネイル画像) 御霊移し「4月16日(金)18時から(サムネイル画像) 香椎宮・社殿 神幸式「4月17日(土)18日(日)」(サムネイル画像) お下り午後3時 香椎宮出発(サムネイル画像) お上り午後2時30分 頓宮出発 |
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神幸式 御汐井取り |
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中門階段下に | |
御手水所 | 御祓所 |
中門内の入り口左右に | |
御脱剣所 | 御土居所 |
勅使館前に | |
御休息所 | |
これらの石柱は勅使又は太宰の師が香椎廟に参拝した時の昇殿までの儀式の順序、場所を指示した標石で香椎宮だけにある貴重な標石である
。石は奈良時代のものと思われる。
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仲哀天皇、神功皇后を祀る。仲哀天皇は、国の内外を平定するため、皇后と共に一時期この地に皇居を置いたといわいる。
天皇が崩御された後も、皇后はこの地に止まって武内宿禰らと国の内外を平定された。当宮は古くから、皇室の宗廟として高い格式をもっていて、今の本殿は享和元年(1801)筑前藩主黒田斉清が再建したもので、「香椎造り」と呼ばれ国の重要文化財に指定されている。 皇室の尊崇も厚く本朝4ヵ所の宗廟勅願所の一つであった。境内のツツジ、菖蒲の時期には遊覧参拝客が多い。社宝には宣命二通および貞明皇后寄進の金色燈篭一対などがある。写真は香椎宮社殿と本殿創建は1800年前と伝えられる、歴史のあるお宮です。723年の造営で奈良・平安時代に大きなお宮になりました。
福岡市を代表する三社参りのコースです。
拝殿より幣殿に向かう
JR線近くに三条実美の筆による万葉の歌碑がある。
いざ児ども香椎の潟に白妙の
袖さえぬれて朝菜つみてむ
「さあ皆の者、この香椎の干潟で袖の濡れるのも忘れ、朝の藻を摘もうではないか。」
(大伴旅人参拝の折)
時津風 吹くべくなりぬ 香椎潟 潮干の浦に 玉藻刈りてな
「海から風が吹き出しそうになってきた香椎潟の、潮の引いている入り江で今のうちに玉藻を刈りましょう。」
小野 老(おののおゆ)
往き帰り 常に我が見し 香椎潟 明日ゆのちには 見むよしもなし
「太宰府の往き帰りにいつも見馴れた、私にとって懐かしい香椎潟ではありますが(今日を限りの見納めでこれから帰るので)明日からは見るすべもありません。」
宇努 男人(うぬのおひと)*歌碑は頓宮(仮の宮)参道大鳥居東脇「香椎潟万葉碑」より
香椎宮のお祭り
楼門 境内に入り、菖蒲池を隔てた先に立つ。
重層の雄大な門で、総檜の素木造り。
1909年(明治36年)に再建された。
「香椎」地名の由来「かしひ」は仲哀天皇の首都 ?
貝原益軒の「筑前国続風土記」には社家の言い伝えとして「仲哀天皇この行宮(香椎)にて崩じ給いぬ。天皇の御屍をおさめし御棺を、しばらく椎の木にかけおかれしに異香四方に薫ず。これによって、所の名も香椎というといえり」とある。椎の木にかけられた仲哀天皇の御棺から香りが四方に漂ったことから香りの椎"香椎"という地名が起こったという。
神功皇后ゆかりの「綾 杉」
本殿、幣殿に入る石段の前に「綾杉」という巨大な神木が、聳えている。この神木も神功皇后にゆかりがある。
皇后は御託宣で「杉は万木の中でも直ぐなるものであるから人も杉のように直であれば我これを守るべし」といわれた。
三種の宝を埋めた上に挿した杉は皇后の鎧の袖につけた杉であったという。
綾杉は幾度か火災ににあって焼失したが、その都度、新しい芽が出て大木に生長した。
「ちはやぶる香椎の宮の綾杉は神のみそきに立てるなりけり」
(読み人知らず)
武内屋敷と不老水 香椎3丁目 香椎宮裏門より近く
神功皇后の新羅遠征で功績のあった武内宿禰が、香椎在陣中に居住したと伝えられている。宿禰は三百歳まで生きたという伝説の人である。
近くの不老水は宿禰の長寿にちなんだもので、香椎宮の綾杉の葉と共に明治維新頃まで朝廷に献上されていた。不老水は長寿の神秘を物語るように、汲めどもつきぬ水を湧かせている。
昭和60年3月「名水百選」の一つに、ここの「不老水」に選定された。水質、水量さることながら不老長寿の伝説と共に住民に親しまれている。
現在、香椎宮を中心に保存会があり、保存活動が行われている。
福岡の副都心として多くの商店街でにぎわう香椎の街並みを抜け、165本のクスの巨木が並ぶ香椎表参道を歩くこと、表通りの騒がしさとは無縁な香椎宮にたどり着く。
「不老水」は香椎宮裏門から約300メートル離れた飛び地の境内にあり、周りは水田が広がる。
民家に取り囲まれた神域はわずか20平方メートルほどの広さ。「不老水」は、大和朝廷初期に大臣として4代の天皇に仕え、300年の長寿を保ったといわれる伝説の人物武内宿禰が、仲哀天皇と神功皇后に献上するご飯に使ったと伝えられる。初めは、「御飯の水」「老の水」と呼ばれていたが、奈良時代に「不老水」と名付けられた。1985年には環境省の「名水百選」に選ばれた。
井戸は直径約2メートル、深さはわずか1メートルほど。かまどにかけられるような木製のふたを取ると、こんこんとわき出る地下水が現れる。備えてあるひしゃくですくいコップに移して口に運ぶと、雑味のまったくない透き通った味がのどを通っていった。まさに神代の水だ。
昔から長寿や健康を願い、近年では水ブームでおいしい水を求めてくみに来る人は絶えない。東区箱崎の香田金治さん(70)は友人に聞いて数年来のファンに。週1回は必ずくみに来る。「お茶煮炊きに使うと、素材の味を引き立てて最高。毎日飲んでいると心なしか元気になった気がするよ」と笑顔で話した。
長寿の神秘を物語る不老水も近年は湧水量にかげりかみられる。「開門時間は午前10時から午後3時まで。1人ペットボトル2本まで守ってほしい」と香椎宮では呼びかけている。(福岡東支局・床波昌雄)
'04.09.15西日本新聞 夕刊 九州水物語り 香椎宮の不老水より転載
香椎潟にある末社御島の鳥居(綿津見神) 香椎御島崎片男佐橋近く
「古事記」に起源が記された香椎宮。国道3号線から入り大きな石の鳥居を正面に左側が中心街。正面まっすぐ香椎宮までが通称香椎参道です。車道の両側にクスノキが連なる。約750メートルの間に140本以上。ほとんどが10メートルを超え、枝と葉が生い茂り、両側から頭上を覆う木のトンネルです。
(西日本新聞2003.4.30夕刊から転載)